よくある誤解と正しい知識

よくある誤解や勘違いを科学の視点から分かりやすく解説しています

感情を表す英語表現

・I'm excited!
・It's exciting!
上の二文は自然ですが、I'm exciting とは言いません。"Excite"のように、感情や心の状態を表す言葉には、日本人が間違えて使いやすいものが多いのです。

Exciteという言葉はそもそも「(~を)興奮させる」という意味の他動詞です。「興奮する」ではありません。動作の主体が人間ではなく状況にあることに注意してください。日本語では「人が興奮する」というのに対し、英語では「状況が(人を)興奮させる」と表現するわけです。

それを踏まえると、I'm exciting (私は(何かを)興奮させる) という文はおかしいことが分かります。I'm excited (私は(ある状況に)興奮させられる) のように受身にすることで、結果的に「興奮させられる=興奮する」となります。

このように、感情を表す言葉の中には日本語では自動詞なのに英語では他動詞になっている例が数多くあり、amaze (驚かせる), bore (退屈させる), confuse (混乱させる), embarrass (恥ずかしがらせる), impress (感心させる), interest (関心を持たせる), please (喜ばせる), satisfy (満足させる), scare (怖がらせる), surprise (驚かせる), tire (疲れさせる) など他にもたくさんあります。どれも日常会話でよく使われる言葉ばかりなので、用法を覚えておいて損はないでしょう。

例:
正) I'm surprised/It's surprising
 私は(その状況に)驚かされている/それは(人を)驚かせる(ような状況だ)
 → 驚いた
誤) I surprise/I'm surprising
 私は(誰かを)驚かせる(ような人間だ)
 ※前者は目的語を欠いている。後者も不自然な表現


Exciteの意味について補足です。
上でも「興奮」と訳してしまいましたが、実際は

・That was exciting!
→ 面白かった!

・I'm excited to see my grandma!
→ おばあちゃんに会うの楽しみ!

のように、比較的軽めの意味で使われます。


結論: 感情を表す他動詞に注意!


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テーマ:英語 - ジャンル:学問・文化・芸術

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